2004年1月12日月曜日

100年住める家のつくり方―住宅の価値は「安心」にある


建築家の中田清兵衛氏が2003年11月に著されたものである。


100年住める家と言うことで、丈夫な家とか朽ちない家に関するノウハウ集かなと思い手に取った。

もちろん、天災に関する記述もあった。




しかし本書は、単なる建て方に関するものではなく、過去の良い家屋(ハードウエア面)・住宅(住み方も含めたソフトウエア面)・環境なども整理しながら説明を進めている。

例えば、住宅の「へそ」つまりみんなの集う場所に関する話や、広すぎない家の話、個別スペースと共用スペースの比率の話など、人が住む場としての話であり、そこがビジネスビルディングとは異なるものだと改めて感じた。



また、比較的最近の話題であるピッキングなどの人災対策や住宅性能表示、バリアフリーなどに関しても書かれている。

これから家を建てようとされている方で、検討・研究を始めたような方にはお勧めする。

��私自身は、当分家を建てる予定はない(^^;


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