ヘッドフォンアンプ改造(10)に引き続き、(本体側は)地味目の改造をば。
左上の真空管ヒータ電圧切替えスイッチと右上のB電源の電圧切替えスイッチは変更無し。
左下からAC入力とヒューズホルダーも変わっていない。
その右にあやしい入力ジャックを追加(^^;
真空管のヒータ電源を外部からとれるように改造した。
ジャックに何も差し込まないと、上部の内蔵電源トランスから給電される。
内蔵電源トランスからの給電電圧は左上のスイッチで示したとおり。
本体側はこれたけ。いたってシンプルな改造。
しかし、外部給電側は大変だった(^^;
電源トランスは、嘉穂パーツで購入したS.E.LのSP-123。
当初は19AQ5も含めて安定化後のDC給電一本槍と考え、SP-242にするつもりでした。
しかし、外部からAC給電も考えると、これがいいなと考えてSP-123に予定変更。
��SP-123の方が、ちょっと安いのと、AC10Vが取れると言うのもあり。
その他のパーツは、お買い得品コーナ主体で安く(^^;
上記の中で使ったのは真ん中の1KΩBタイプボリュームのみ。
50V4700μFの電解コンは1本のみ使用。もう1本は予備。
ケースはその昔に作ったアンプのケースにしていたものを分解して転用。
その他、秋月電子で購入した可変安定化電源キットやロータリースイッチ、電圧計、電流計などでこういうもの↓が。
↑前面。メータの穴開けが一番面倒だった。
右は電圧レンジを大きく変えるロータリースイッチ。
真ん中は電圧微調整用のボリューム。
左側はトランスの1次側に入れている電源スイッチ。
↑左。
↑右。
ケースを転用したので、昔開けた穴がそのまま残っている(^^;
↑後面。真ん中のでかい穴も昔開けたものをそのまま流用。
出力は端子板から取り出し。
上だとトランスの2次側からそのまま直結で交流出力。
��ヒューズぐらいは噛ました方がいいな。
下だと、内部の安定化電源経由の直流出力。
��こちらもヒューズ無し(^^;
通電時は、養生用テープで端子板を覆って、不意のショート防止しています。
安定化電源キットはこれ↓。
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?c=powerkit&s=popularity&p=1&r=1&page=#K-00096内部は適当~。
これで、5Vの球も、6.3Vの球も、12.6Vの球も、10Vの球も大丈夫だ(^^)。
上記は
Kleiberさんに頂いた6AN5WにDC給電しているときの写真。0.9Aぐらい流れているようだ。
今のところは放熱がいい加減で、かなり熱くなるので、もう少し工夫しなければならないかな。
尚、本ヘッドフォンアンプのヒータ電圧の単なる切替えだけなら、
ここまでやるのは馬鹿だと思う(^^;
��でも、別途野望があるので、よしとしてね。