2007年7月30日月曜日

「システム」が阻む効率化/日経20070729朝刊

「システム」という、共通理解があるような無いような謎のキーワードで一括りにされたブラックボックスが、経営の邪魔をしている例として記事になっているようだ。

そのとおり。
「システム」という言葉で、業務を支えるべきコンピュータとプログラム群を一括りにしてはいけない。
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「システム」全体を家に例えて考えてみよう。
壁紙の模様や色は確かに気になるだろう。タイルひとつの雰囲気にもこだわりが必要かもしれない。
でも、その前にどういう家にするのかという全体像と部屋割りをどうするのかというところが大事である。
壁紙もカーテンもタイルも後でなんとかなる。住んだままでも変えられる。
でも、全体像や部屋割りは簡単には変えられない。
その全体像や部屋割りをどうすべきかがEAでの考え方であったりするのかと。
個別のプログラムの細かいところを顧客に指摘してもらうべきではなく、顧客もそういうところばかり口を出すべきでない。全体とのバランスが大事だと思う。
��開発の段階によっては、そういう細かい詰めが必要な時点もあるのだけれど、
��最初から最後まで重箱の隅をつついている人がいるのも良くある話。
ひところよりEA(Enterprise Architecture)という言葉を聞かず、
SOAだのESBだので繋いで行けばなんとかなる...という雰囲気のIT宣伝業界であるが
そうは問屋が卸さないでしょう。
「システム」に物理的な形はなくても、業務には物理的な形が付きまとう。
また、たとえ物理的な形がなくとも、「システム」全体の見取図が無いところに
細かなプログラミングテクニックやフレームワークばかりで持ち込んでも良いものは出来ない。
��そういうものが不要というわけではありません。
��腕利きの内装屋さんや左官さんは必要です。
��ただ、設計書無くして、職人ばかり居ても、家は建たないと言いたいだけです。
新聞記事はこのあたりまで突っ込んで書いてはいないけど、感じることが出来た。
一般紙にこういう記事が出ているということは、大規模「システム」を必要としている顧客側も提供側も勉強が必要だと思う。
まとまりないけど、自戒ということで。

熱帯夜対策

我が家ではクーラを点けない。窓を開けはなって一人一台の扇風機でなんとかしのぐ(^^;
クーラはあるんだけど、年に一度ぐらい試運転モードで動作確認するぐらいだ。

とは言え、今年の暑さはかなり激しい。まだ7月だというのに盆休みぐらいのジリシリした暑さ。夜もなかなか寝つけない。
と言うわけで、ふと見たテレビCMに惹かれて買ってみた。
ちょっと高すぎる気がするけど、省エネで快適に寝られるなら...という判断。

近所のホームセンタで買ったのは、長さが140cmだったがほぼ同じ値段。しまった(^^;

冷却の原理は、いわゆるヒートシンク(放熱板)と同じ。
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中のジェルに体の熱が伝導して、空気に触れたところから放熱するというもの。
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ということは、体に触れ無いところの面積を広くとるのがポイントのようだ。
��長さ140cmではなく、180cmにすれば良かったかなぁ。
扇風機で風を送りながら寝ると、たしかにひんやりして気持ちいい。
タオルケットもかぶらず、抱きまくらだけで明け方までぐっすり寝てしまった。
しかし、明け方頃にはヒンヤリ感がなくなっている。
同梱の説明書のグラフを見ても、段々ヒンヤリ感がなくなるさまが解かる。
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��タオルケットなどでこのシートを囲んでしまうと
��もっと早く効果が衰えるのではないかと思う。
まぁ、寝つくまでが勝負なので、これでもいいのかも。
問題は、これにも慣れてしまったときにどうするかです(^^;

2007年7月29日日曜日

最近買った ETBTG

Every Thing but the Girlもほっとしたい時 Ver3から2枚ほど追加で買った。






もう一枚買っていた(^^;

最近買ったDiana Krall

Diana Krallのちょっと前のCDを買ってみた。

アルバムタイトルどおりデビュー作ということで、ジャケット写真もちょっとイモっぽい(^^;
でも力強くていいなぁ。


これもシンプルでなかなか良い。まだあまり聴く時間が取れていないけど、
夜じっくり聴きたい一枚。


これは中古で購入。
時期としてはまったく合わないし、クリスマスソングって「教えをたれる」歌詞が多くてナニだけど、純粋に歌として聴いても良いアルバムになっている。
冬の夕食や夜にBGMとしてもいい感じ。


散髪

暑くて耐えられなかったので、ちょっと短めに。

いつもの床屋さん。今日は店長だった。腕も良いし気くばりもある。

顔を剃ってもらっているときに、思わず咳が出て店長をびっくりさせてしまった。
幸い素早く反応してもらって怪我もなし。

すんません(^^;。

2007年7月28日土曜日

NTFSって

フラグメンテーションが発生しにくいとか言う触れ込みだった気がするんだが。
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糞遅い(--;

2007年7月24日火曜日

続怒涛の1週間

日曜無いと、ハイテンションのまま週初めに突っ込むなぁ。
今週は機嫌が悪い。

抑えよう(^^;


2007年7月22日日曜日

怒涛の1週間

あっという間の1週間が...まだ終わらない。
明日も頑張ろう(--;


2007年7月17日火曜日

さぁて、仕事モード

連休も終わったし、台風も過ぎたし、やることはいっぱい有るし、
平日は仕事モードに戻るか(^^;


人生、山あり、山あり。

100円電源トランスケース

100円ショップで購入した缶灰皿を使って、6SJ7 Triode - 5V6GT Triode Single Amp. Ver.4の電源トランス7Z40WCDにケース(?)を付けてみた。
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トランスケースの下には、ホームセンターで購入したコの字型の金具を4本使って、高床式にしてある(^^;


缶ケースの後ろにAC100Vを入力し、ケース内のトランスでAC200Vに昇圧した後にブリッジダイオードで整流して外に取り出している。
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その線を缶の上のπ型リップルフィルタを通して下のアンプケース本体に突っ込んでいる。
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アンプケース本体との接続は、テスター棒型のプラグとコネクタを使っている。
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さすがに、300V近い高電圧が剥き出しになっているのは非常に危険なので、リップルフィルタにもケースというかカバーを付けてあげる予定。
��缶の上に端子台とアクリルケースなどで簡単に仕上げたいところだけど、
��抵抗がかなり熱を持つからなぁ。
ヒータ電源もB電源も、別体になって、これからどこに行くんだろう、このアンプ...
ほとんど実験装置と化してます。
��実際、実験装置なんだけど(^^;;
次は、初段の3結を5結に変更予定。
ps.
トランスケースも黒っぽく塗装して、それらしく(?)する予定(^^;

2007年7月15日日曜日

5BQ5 - 5V6GT Converter

こちらの方は、台風の被害もあまりなく済みました。
��被害に遭われた方には、お見舞申し上げます。

でも、外はあいかわらず雨で外出するにはちょっと面倒なので、5AQ5 - 5V6GT Converterと同じようなものを作ってみた。


MT-9pinとUS-8pinの変換ソケットだが、今回はUSプラグに先に線を付けた。
��USプラグの形状が前回と異なるので、後で付け易いとの判断。

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本来、5V6GTを搭載するところに、6BQ5だとヒータ電圧がチョッと足りないけどまぁ実験なのでよしとする(^^;
��単純に抵抗を外せば良いのだけれど、今後10BQ5も搭載してみたいので、
��後でヒータ直列並列の切替えスイッチと、電圧切替えスイッチも搭載予定。
搭載したところがこれ。
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うーん、見栄えはさておき、音はなかなか良いかも。
ちなみに、B電源をあれこれいじるので、平滑コンデンサ類は電源トランスの上に仮置きしています。
��抵抗もかなり熱を持つので、冷えてちょうど良いかも(^^;
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以下、2007-07-15 22:35追記
8pin-USプラグに立てている6角柱に圧着端子をネジ止めし、
それに9pinソケットをハンダ付けして固定しました。
R0019058-s.JPG
これでしっかりした感じ(^^)。
以下、2008-01-05 21:25頃追記
ご同輩を発見(^^;
ようこそクッキー: 6V6GT ---> 6BQ5 コンバーターソケットの製作

2007年7月14日土曜日

6SJ7 Triode - 5V6GT Triode Single Amp. Ver.4

6SJ7 Triode - 5V6GT Triode Single Amp. Ver.3から、一部の回路定数だけ変更。

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・初段のカソードバイアス抵抗を2kΩから1kΩへ。
・電源トランスの1次側タップを110Vから90Vに、2次側を200Vから220Vに変更。
・B電源のπ型リプルフィルタ部分の抵抗値を110Ωから270Ω 5W酸金抵抗に変更。
 (当初、5V6GTのバイアス抵抗用に買っておいたものの使いまわし)

今度は、かなりB電圧を上げてみた。
Ver.4での各部の電圧(無音時)も測定しているので、朱記した。


音がどう変わったか...
うーん、電源入れてすぐは、全体が奥に引っ込んだ様な気がしたんだけど、
聞き続けていると、そうでもない。
でも、中域が相対的に弱くなって、低音と高音が強調されたような...気がする(^^;
総音量はあまり変わらない感じ。
自作のFE-107E Yoshii9もどきで聞いていると、あまり違和感は無い。
しかし、JBL Control-1を繋いで聞いてみると、激しい低音ボンボン状態(^^;
サブウーハが要らないぐらい(^^;;;
次はやはり、試しにNFBをかけてみることかなぁ。
それとも、今の3結で春日無線変圧器KA-3250から、5結でOUT-54B-57にしてみるか。

2007年7月13日金曜日

台風4号

「来てる~」という感じ(^^;

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台風の目が大きいなぁ。


スーツ

しっかりクールビズが身についた体に、夏物とはいえスーツは暑い。
いや、特に今日は汗をかいた。

��時間話すって、ものすごく体力を使う。
へとへとでした。

準備も含めてかなりの努力を要したので、なんとか結果が付いてきてほしいもの。

2007年7月9日月曜日

初歩のラジオ1980/3

実家で発見。
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掲載記事がすごくいい!
当時、見向きもしなかった内容に心惹かれています(^^;

例えば...オーディオ小物に書かれているFMアンテナ↓。


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ふんどし状のヘンテナも良いけど、これもよさそう。
そして、3球プリアンプ↓。
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詳細な実体配線図も付いているし、もちろん回路図も部品表もある。
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今となっては入手困難な部品が多いけど、勉強になるなぁ。
頭から読み直そう。
他にも初歩のラジオをいっぱい持っていたけど、捨てっちゃったんだろうなぁ。

2007年7月8日日曜日

6SJ7 Triode - 5V6GT Triode Single Amp. Ver.3

6SJ7 Triode - 5V6GT Triode Single Amp. Ver.2から、回路定数の一部を変更してみた。朱記した部分を変更。
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・初段と終段のB電源が共通だったのを11kΩで分離し、
 初段B電源部分にデカップリングコンデンサとして100μF/250Vを挿入
・初段のプレート抵抗を51kΩから100kΩに変更
・初段の第3グリッドをプレート接続の3結から、カソード接続の3結に変更
 #これで、6SH7もそのままさせるようになった(^^;

ここまでやってあまり変わらなかったので、

・電源トランスの1次側を100Vから110Vに、2次側を220Vから200Vに変更。
 #かなり、B電圧を下げた。

ここまでやると、例の正弦波スイープ信号を再生時の「プツプツ」「ブツブツ」「ブチブチ」というような感じの音が混じって聞こえる現象が...消えない(^^;

ところが思わぬところに原因が。

Sweep信号の音源は、秋月電子で買った音源CDをMP3化してMac Miniに取り込んで、
CREATIVE X-Fiで再生させていた。
「あるべき音はどうなんだ?」とX-Fiにヘッドフォンを繋いで聞いたところ、
その時点ですでに「プツプツ」「ブツブツ」「ブチブチ」が混じっている(--;
USB音源であるX-Fiが腐っている。
音源を同じUSB音源で旧タイプのSOUND BLASTERに変えてみるとSweep時の異音が消えた。
5V6GTアンプを通して聞いても問題無し。
うーん、いままでの苦労は(--;;
とは言え、いろいろ勉強になったのでもう少し手を入れてみようと思ってます。

2007年7月6日金曜日

人使い

私も人使いが荒い方だけど、上には上がいるなぁ(^^;

使われ放題(^^;;


2007年7月4日水曜日

6SJ7 Triode - 5V6GT Triode Single Amp. Ver.2

5V6GT singleの回路図を晒したところ、ありがたいコメントやメールをいくつか頂いた。

それを元に切り分けのため、まずは終段周りに手を入れてみた。朱記した部分を変更。
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・5V6GTの入力抵抗を100kΩから470kΩに変更
・初段と終段の結合コンデンサを2.2μFから0.1μFに変更
・出力トランスのB電源部分にデカップリングコンデンサとして2.2μFを挿入
 #もともと、結合コンデンサとして使っていたものを、使いまわし(^^;


なんとなく、音が締まった気がするが、20Hz~20kHzの正弦波スイープ信号を再生させると、
1KHzをちょっと越えたあたりから「ピーーーー」という本来の音に混じって「プツプツ」「ブツブツ」「ブチブチ」というような感じの音が混じって聞こえる(^^;
��この現象は、変更前からあまり変わっていない。
ということは、初段にも問題があるということか。
それとも、おかしな発振でもしているのか?
今後、試してみる予定は、やる順番に
【初段周り】
・初段のプレート抵抗を51kΩから100kΩあたりに変えてみる。
・初段の第3グリッドをGNDに接続してみる。
・初段の第3グリッドをカソードに接続してみる。
【終段周り】
・カソード抵抗を470Ωからもう少し大きなもの(800Ω程度)に変えてみる。
・同じくカソードバイパスコンデンサを470μFから100μFあたりに変えてみる。
・出力トランスの8Ωタップからスピーカに繋いでいるのを、4Ωタップに変えてみる。
・出力トランスをKA-3250からOUT-54B57に変えてみる(^^;
・終段を3結から5結に変えてみる。
【全体に関すること】
・オーバオールNFBをかけてみる。
てな感じでしょうか?(^^;;;

2007年7月3日火曜日

夏本番

世良公則とツイストの「燃えろいい女」を聞きながら一句。

「夏本番。鼻の下もクールビズ。」

字余り(^^;



pdf添付のSPAM

最近、pdfが添付されたSPAMが増えてきた(というか、spamassassinをくぐり抜けてきた)のだけど、新たにpdfの脆弱性とかが公表されてましたっけ?



5V6GT singleの回路図

5V6GT singleの内部も晒したので、回路図も。

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クリックすると、大きいサイズの画像が見えます。
��回路もアナログなら、回路図もアナログで(^^;

今のところ試験的回路ですけど、それでも歪が多くてなんとかしたいと考えております。
改善コメントがあればお願いしますm(_|_)m

ちなみに、設計コンセプトは、
「真空管の基本を知るために、出来る限りベーシックな回路とする」
です。
そのため、
・初段、終段とも3結
・NFB無し
・ボリュームも無し
・電源スイッチも無し
・ヒータは外部電源とし、DC点火
・切替えスイッチ無し(^^;
としています。
ここで基本を体得したら、次はいろんな改造へ(^^;;

2007年7月1日日曜日

5V6GT singleの内部

やっつけ配線できたないけど、さらしておきます。

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今後、配線ルート見直しだけでなく、回路も変更の可能性あり。
��少なくとも、いくつかスイッチは付くでしょう(^^;


入力から初段のところ↓。
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B電源部↓。
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右チャネル↓。
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左チャネル↓。
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斜め前方から↓。
R0018952-M.JPG
斜め後方から↓。
R0018955-M.JPG
ちなみに、初段を6AG7にした時に、各部の電圧を計ってみた。
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もう少し、5V6GTのプレート電圧を下げた方が良いかなぁ。

5AQ5 - 5V6GT Converter

休日出勤してちょっと仕事して、熱があがって帰ってきた。
そういうときは、家でのんびりハンダ付けに限る(。。)\バキッ☆

5V6GT single(その5)にMT管を載せるべく、MT-7pinとUS-8pinの変換ソケットを作ってみた。

MTソケットとUSプラグのどちらに先に線を付けるか悩んだけど、
まずはUS側に付けてみた。
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次に、USプラグ側のキャップを取り付け。
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キャップはあらかじめ線が入るところを削って広げている。
��このキャップに通すためにUS側に先に線を付けたのである。

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その上にMT-7pinのソケットをハンダ付け。
各リード線長は40mmにしているため、短くてとても取り付けにくかったが
なんとかなったようだ。

早速、5V6GT single(その5)に変換ソケットを取り付け、手持ちのRCA 5AQ5を取り付けてみた。
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R0018972-s.JPG
設計図(というか、結線図)はこれ(^^;。
R0018976-s.JPG
熱が下がって、気が向いたら、変換ソケットをエポキシ接着剤で固めようかな。
それとも、シリコンシーラントの方がいいかな?
��切替えスイッチは無しの方向で(^^;
それと、MT-9pinの変換ソケットも作りたいなぁ。
6BQ5/10BQ5を持っているので、試してみたい(^^;