2004年7月21日水曜日

某組織の話(この物語はフィクションです)

��デスマーチが起きる理由と同じような話かもしれないけど。

架空の某組織の話。
・「人あまり」と「人不足」が同時に発生している。
 正確に言うと、仕事のない「使えない奴」と「人材不足」が狭い組織内で同時発生。
・プロジェクトの収支単位での締め付けが厳しくなり、以前は「遊び人」も
 プロジェクトに参画していて、それなりに遊軍としてポイントにタッチしたり、
 「見習い」君も勉強がてら参画してスキルアップを行っていたが、それも難しくなる。
・「人あまり」に該当する人は、「次のプロジェクトまで...」と称して、
 販管費で飯を食うようになり、間接費率がアップ。
・その結果、全プロジェクトの収支が黒字でも、間接費負担が重くのしかかり、
 部門収支での赤字が発生。

これは怖い話です。


逆のパターンだと、
・全プロジェクトが赤字でも、「人あまり」が発生していないため、
 間接費が抑えられ、部門としては黒字。
・「使えない奴」でも、忙しいプロジェクトに入っていれば、
 それなりに生きる道があり、役に立つ。
・「見習い」若造君も、修羅場を経験しつつ、覚えていく。
・遠山の金さん風の使える「遊び人」がプロジェクトを渡り歩いて、
 悪代官を根こそぎ縛り上げて解決。
うーん、財布を小さくすると、そのまま部分最適とか局所最適になるということかな。
私の場合は、組織内での余剰人員
(決して使えない君だけではなく、優秀だけどたまたま仕事の間が出来たとかでの
一時的な余剰や、よそで片手間でこなしている人含む)
を、雇うことには躊躇しません。
もちろん、プロジェクトの収支は悪化しますが、
私が怒られとけば良いんでしょ?(。。)\バキッ☆
��結局、組織の全体最適って、TOCになっちゃうのかなぁ。

2 件のコメント:

  1. 以前の会社で全く同じ事を経験しました。(^^;;
    稼いでも稼いでも、間接費でプロジェクトは赤字。。。(。。)\バキッ☆

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  2. あのー、あくまでもフィクションなんですけど(^^;;;;;

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