2004年7月28日水曜日

今思えばナレッジマネジメントだった(その2)

��【今思えばナレッジマネジメントだった】の続きみたいなもの。


からの引用である。


このfigureに登場しているものに【今思えばナレッジマネジメントだった】の
登場人物やものを当てはめると、

・Knowledge repositories and libraries:

「設計書」「設計メモ」「技術メモ」がキングファイルに共通ファイルとして綴じられていた


・Communities of knowledge workers:

各設計者が書いたり、調べた
職場の先輩に聞けば、


・Knowledge cartgraphy:

各プロジェクト・製品毎のファイルもあった。
ファイルは置き場所が決められており、またファイルの背表紙に大きく分類が書いてあった。
分類はファイル体系として、職場のみんなに共有されていた。
だから、どのファイルにどのようなことを綴じているのか大体分かっていた。

ファイルされたドキュメントは作成者、日付が示されており、より詳細な情報を聞くには誰に決めば良いのかのリンク付けもされていた。
また、日付でその情報の鮮度も分かった。


・The flow of knowledge:

職場の先輩に聞けば、
『それは「論理の6番」にあるよ。』と言うように答えてくれた。

新人が入ってくると、それらのファイルを読めと指導された。
設計仕様書もむさぼり読んだ。
生きた知識が入っていくのを感じた。楽しかった。

ある事柄に関して調べるべく、そのファイルを取ってファイル冒頭のインデクスを見ると、今は直接関係ないけどおもしろそうなものもファイルされていた。
それを読むことで幅が広がるような気がした。


全部揃っているよなぁ。

似たようなものをwikiで作りかけている。
��「仕掛け」は出来たけど、「しつけ」がまだまだなので、
��The Flow of knowledgeにはほど遠いな。
昔は、ドキュメントフォーマットが「紙と手書き文字」と言うように統一されており、
人間が読み書きするコストは非常に小さかったけど、
今やワードだエクセルだhtmlだなんだかんだで、どうにもこうにも。
文書書きや計算という部分最適でアプリケーションとそのデータフォーマットを
バラバラに作って世に広げて、やりっぱなしのMS社と、
その戦略にまんまと乗せられて使いっぱなしの各ユーザの責任は重いな。

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