2004年7月28日水曜日

ベストプラクティスの先へ

よく言う(よく聞く?)言葉に、

「ベストプラクティスを参考にxxを見直してみよう。」

みたいなのがある。

確かにベストプラクティスはToBeよりも具体的であり参考にしやすい。
しかしそれだと不足なんですよねぇ。

毎度ベストプラクティスを探すわけにも行かず、
毎度参考にする点を考えるわけにも行かず、
毎度Lesson learnedを考えるわけにも行かず。

では、どうするか?

ベストプラクティスからパターンを読み取り、
パターン毎に整理して行くこと。

さらに、そのパターン毎の標準化(標準手順)等を作ること。

ここまでやるといい感じでしょう。


私がよく言う言葉に(^^;

「必殺の右ストレートを作れ」

と言うものがあるんですが、これは
「どんなパターンの相手が来ても一発でノックアウト出来る標準手順」
と言うことになります。
しかし、そう言うものはなかなかできないので、
相手に応じた戦術・作戦の検討が必要になるということですな。
また、戦うにしてもどの土俵で戦うかというのが
パターンと言うこともできる。
例えば、
「LinuxでのWebからRDBMSをこねこねする案件なら、こっちのもんだ。」
とか。
さらに進むと、戦わずして勝つための戦略があると尚良し。
例えば、
「よそがあきらめるように、うちの得意のフィールド(土俵)をあらかじめアピールしておこう。」
とか、
「今後のうちの得意技はこれにしよう。まだよそはやってないぞ。
 やっていてもあいつとあいつを集中的に売り出しておけば、
 お客の方から声がかかるか、相手が戦意喪失する。」
とかかな。
��やっぱ孫子は偉いなぁ...

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