本当に「読んだ」のか?
自分で書いたものは、簡単な間違いであっても気がつきにくい。
どっぷりはまりこんで書くとなおさらである。
書いた後で、できるだけ他人の気持ちになってじっくり「読む」事が大事ですよと言うこと。
ちなみに、私がチェックとして読むときの順番(コツ)は、
* format check: 誤字脱字に始まり、宛先、発行元、日付など、
内容に関係ない体裁が整っているかどうかを確認する。
この時点でダメだと、すぐに返されると思ってください。
* matching check: 主語述語がかみ合っているのか?
文書内での矛盾がないか?などを見ます。
まだ読んでいると言うほどのものではない。
書き手の日本語力が問われます(^^;
* logical check: 定量的に書かれているのか?具体的に書いているのか?
訳けの分からない形容詞だらけで、無内容になっていないか?
内容にポリシーが見られるか?などを「読み」ます。
ちなみに、上記のformat->matching->logicalと言う手順は、私が編み出したものではない。
その昔、LSIの論理設計をしていた頃のDAシステム(CADシステムとも言う)でのチェック手順・技法をパクって、文書チェック向けにアレンジしたものである。
��これも、かっこよく(?)言うと、
��「私なりに文書チェックの標準技法があるか?」
��とか
��「文書チェックのフレームワークがある?」
��などという言い方になるかな。
ちなみに、私にはまだそこまで出来ないけど、同僚の営業に
「顧客視点で読む」達人がいる。
これがまた、徹底していて非常に鋭い指摘をもらえる。
厳しいんだけど、その指摘は当たっているので、こちらにそれなりの考えがない場合はすぐにその意見を採り入れている。
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