2005年9月6日火曜日

計画高水位 危険水位 警戒水位 指定水位


テレビで台風情報を観ていて

「計画高水位まであとxxcmに迫っている。」

「危険水位に達した。」

「警戒水位を越えた。」

などというアナウンスがあった。

��その他にも、河川や地域によって「特別警戒数位」と言うものを

��設定しているところもあるらしい。



どういう定義だろうと思って探したところ、こういう記述があった。

河川流域総合情報システム2002の画面を用いた有効な見方



ちょっと引用してみる。






























計画高水位計画高水位は、河川整備の基本となる降雨により洪水が発生したときに想定される水位を表しています。
危険水位危険水位は、洪水時に、堤内地への氾濫等の危険が生じる水位をいいます。この水位は、堤防の整備状況や河道の流下能力等を総合的に勘案して設定されています。
警戒水位警戒水位は、水防活動の基準となる水位です。河川水位がこの水位に達すると警戒が必要となり、水防活動に携わる諸機関が出動する場合があります。
指定水位指定水位は、警戒水位と同様に、水防活動の基準となる水位です。警戒水位に達していませんが、注意を要する水位で、引き続き河川に関する情報を収集する必要があります。






きちんと基準が定量化されており、その基準に対して現状の状況を定量的に観測し、
差(Gap)の量により、とるべき行動が定義されているのだろうな。

結構きちんとしている...というか、こうでなければ緊急事態に冷静な判断が必要になり、厳しい対応となる。

緊急時には、判断を必要とせずに即座に行動がとれるように、
もっと言うと緊急事態になる前に行動がとれるように基準を作ることこそが
対策計画なのであろう。



また、定量化された判断レベルにそれぞれわかりやすい(想像しやすい)名前が付けられており、報道などでも広く説明しやすいことも良いポイントであろう。



他にも、長岡市:用語集があった。

市役所が、説明する用語の定義を明らかにしているところは、これまた説明責任を果たす上ですばらしい。


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