2005年9月21日水曜日

Enterprise SOA: Service-Oriented Architecture Best Practicesから(その1)


の中で、ちょっと気になったページをば。

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ここに書いているのは、社内のある大先輩から言われていたこととまさに同じことである。

最初からいろいろなことをやるのではなく、
最初から太い道を作るのではなく、
まずは細くても良いから最初から最後までやってみることが良い方法だと説いている。



最初に細い道を作るとは、どういうことか。
言い換えると、小規模でも良いから最初から最後までやることで、
途中途中の気を付ける点や方法論が習得できるメリットがある。
但し、次に太い道にすることを理解した上で細い道を作ることが大事である。
そうしないと、とりあえず道が出来たと言うことになり、
後から道幅を広げようとしたときに、崖ぎりぎりに道を作っていて
どうにもならなくなる。
また、最初から太い道を作っても、工事は大変だし、そもそもそんなに利用されるかどうかもわからない。
複数の道を作るのも、過去に作った他の道の作り方を参考(アナロジー、メタファーの活用)にすれば作りやすい。
小さな経験を、つまらないことだと考えずに、次に太い道を作るためのステップだと考えると、取り組みも変わってくるのだろうけど。

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