DIAMOND Harvard Business Review July 2005の記事から。
記事概要は「仕事のできる人ほど陥りやすい マルチ・タスクが「脳力」を奪う / エドワード M.ハロウェル 精神科医」で参照できる。
CNET Japanのマルチタスクで人間の知力が低下する?--情報化時代のアイロニーでも、同著者の同様な記事が参照できる。
脳も生物の一部の器官であり、酷使するとダメージを受け、「業務処理モード」で動けなくなる。
脳は、完全に動けなくなる前に、脳内のいろんなチェック機構を使って、ペースダウンをはかろうとする。
そのペースダウン状態である「生命維持モード」に入ったときに、ADT(注意欠陥特質/attention deficittrait)になるんだろう。
記事によれば、
「ADTになると、整理したり、優先順位を付けたり、時間を有効に活用したりといったことが難しくなる。」
とある。
体が疲れたときも、脳が疲れたときも、休ませるしかない。
体は寝るだけでもだいぶ疲れを取り戻すが、脳は「記憶」があり、一日やそこら寝ても疲れはとれない。
恐怖の記憶が、短時間に脳を苦しめ、すぐに疲れるからだと思う。
脳の疲れをとるには、身体的な疲れをとった上で、恐怖の記憶を払拭するに必要な外的環境の変化を脳というか、その人に知らしめるしかない。
孤立無援で働いている人に対しては、「そうじゃないよ。みんなチームで助け合っているよ」と
・変化させていることを伝えて
・実際の変化を目に見えて変えて
やるしかないんだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿