2005年6月3日金曜日

出来ない制約条件を一つ一つはずしていく

制約条件を一つ一つはずしていく...言うは易く行うは難い。

まず、制約条件が何なのかわからない。
もしわかっても、制約条件がでかすぎて、どこから手をつければ良いかどうかわからない。

ここで、止まってしまうと、悩みのループに入り込んで、抜け出せない。

しかし、以外に簡単に進められるコツがある。
��そんなにたいしたものではなく、愚直にやることなんだけど。

まず制約条件が何なのかを見つけ出す方法から考える。


私がよく使うのは、「愚痴の拾い集めとその原因分析」である。
愚痴は、人によっては止まらないほど出てくる(^^;
出て来た愚痴を聴いてあげて、冷静に分類整理する。
また、その愚痴が出てきた要因を「何でそうなるんだろう?」と掘り下げて聴いてあげる。
��やっていることは、トヨタ流5W1H(Why,Why,Why,Why,Why,HOW)
��そのものになっちゃう。
掘り下げて聞いた愚痴の原因に対して、対策案をいくつか考える。
対策案は、人に頼むことをまずもって考える。
��人的リソースと言う制約条件を解決する。
金が足りなきゃ、持ってる人にもらう。
��そうそう、やすやすとはくれないけど、頼み方(理屈付けや交渉方法)はある。
そうすれば、最大の制約である時間や自身の体力に少しでも余裕が出来る。
��ここでやっていることは、WBSを作っている事そのもの。
��Project Managementの技法というのも、
��偉い人が頭で考えてさくっとできたわけではなく、
��いろんな人が悩んで、現実的な解の求め方を試行錯誤して出来たんだろうな。
私がよく言うたとえ話(?)に、SEに対して「『うどん屋を設計せよ』といわれても出来ないでしょ?」と言うのがある。
これもブレークダウンしていけば、そのうち出来るようになるし、出来るようになるためには自分ひとりではなく、チームを作らなければだめだというのも見えてくるはず。
そこまで思いつくには、一度ならず二度三度と躓くときに、適切な助言を与えられたかどうかなのかな。
愚痴を聞いてあげて、助言する場が必要だし、それすら余裕がないのであれば、それは悩んでいる人の問題(Problem)ではなく、助言者なり、指導者の問題なのだろうな。

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