2004年11月12日金曜日

ハーバードからの贈り物


邦題はこの本のいきさつを示しているが、内容を的確に表しているのは原題の
Remember who you areであろう。

いろんな教授の最終講義や書き下ろしの話が書いてあるのだが
ほぼ共通するのは
「MBAを取って、エリートとなっても、自分が何者か忘れるな。奢るな。」
という内容である。

「何者か忘れるな」には、
「志を忘れるな。」、「肩の力を抜くのを忘れるな。」
「自分らしさを忘れるな。」、「下っ端の頃を忘れるな。」
「家族の中の自分を忘れるな。」、「リーダとしての使命を忘れるな。」
「自分の限界を忘れるな。」、「不完全である自分を忘れるな。」
「自分が手にした権力をどう使うべきかを忘れるな。」
「自分の燃え続ける闘志を忘れるな。」、「自分の信条を忘れるな。」
など、種々ある。

倦まず弛まず、奢らず萎れず、凹まずじっくり行きたいものだ。

最後に「あっ」と思った一文を引用する。


『どんなに仕事を愛しても、仕事はあなたを愛してくれないが、家族はあなたを愛してくれるからだ。』リチャード・S・テッドロウ



2 件のコメント:

  1. マ、そうは言っても、所詮座って半畳寝て一畳の身ですから、たまには全てを忘れてボーッとしたいこともあるよね。(^^;

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  2. ま、そういうこともあるわな。

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