2004年3月6日土曜日

HD-HGLANの話(5) Debian化とAVR問題


��HD-HGLANの話(2) いじり始め

��山下さんがコメントして頂いているm(_|_)m

��後述するはずだったところを書き始めてみよう(^^;



LinkStationをDebian Gnu/Linux化するのは、非常に簡単だった。

このBlogを動かしている手元のOpenBlockS266の/以下を丸ごと持って来て、LinkStationの/直下にとりあえず置いて、/etc/fstabとか/etc/inittab、/etc/network/interfacesをいじるぐらいで、さっくりブートしてくれた。

これは、LinkStationもOBS266もPowerPC architectureのCPUであり、なおかつ両方とも内蔵Flashメモリにカーネルがあり、HDDはkernel bootには関与しないからである。



さて、「Debianさえ立ち上がればこちらのもん」と思って、ごちゃごちゃ作業を始めたところ、数分経っていきなり電源が落ちた。

落ちた後はDIAGランプが赤で6回の点滅を繰り返していた。



ちょっと話をもどそう。

素のLinkStationが動いている状態では、POWERランプが緑点灯しっぱなしになっているが、Debianが起動した場合だと、緑点滅状態である。

何か動きが違うのであり、これが原因であろう。



上記の推測は、もちろんランプの状態だけで出来るものではない。

コメントを頂いた山下さんの
Vine のインストールの下の方に書いてあるppc_uartが絡んでいることからの推測である。

LinkStationに搭載されていると思われるAVRは、いわゆるサービスプロセッサのような動きをしており、本体側CPUとはある程度独立して動作していると思われる。

電源スイッチの押下の検出はどちらでやっているのか不明であるが、LEDの制御や電源断に関してはAVR側でやっていると思われる。



そして、「5分しか動かない」のは、AVR側で動いていると思われるWatch Dog Timer機能の仕業と考えられる。

本体側CPUからシリアル経由で接続されたAVR側に、何らかのアクションが無くなるとAVRの方は「本体側が異常」と判断して、電源を落とし、DIAGランプを点滅させるモードに入るのだろう。



��そういう意味では、LinkStationの内蔵電源は、本体側CPU及びHDDと、

��サービスプロセッサであるAVRおよびLEDは別電源になっていると思われる。

��ちゃちな電源基板であるが、なかなか頑張っているのかなぁ。

��それとも基板上の電気二重層の大型キャパシタが頑張って、

��AVRに電源を供給しているのかなぁ。



このWatch Dog Timer機能をうまく使いこなせれば、本体側がハングアップしたときに、自動的にリブートさせることも出来ると思うが、先は長そうだな(^^;



��体調悪くて昼間はずっと寝ていたので、あまり眠くないけど、

��直らないとまずいので、今日はここまで。



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