ビジネス書に分類しようかなとも思える内容だった。
ギャンブルにおけるツキの解説に(良い意味で)名を借りて
統計学とか心理学、意志決定に関して述べた書物であるとも言える。
直感的に勝ちそうなパターンが如何に勝たないのかを定量的に示している。
人生において、すべての意志決定を統計学上の最良の選択肢をとるかどうかは
別の議論であると思う。
しかし、知った上で別の選択肢をとるのか、知らずに明らかに最良でない選択肢を
とるのかは、考えておいた方が良さそうである。
それにしても、本書で「宝くじ」がこれほど「多カラくじ」であるのを
期待値で見せられるとがっくりします(^^;
この人の著書って、結構面白いのが多いですね...
返信削除最近だと環境犯罪学本とか、社会統計のウソ、とか。