ビジネス書として読んでみた。
童門冬二氏が1985年に出したものの文庫版である。
もう10年ほど前に一度読んでいたのだが、本棚の奥の方から出てきたのでもう一度最初から目を通した。
日本の戦国時代から江戸時代初期にかけての歴史ダイジェストとしても読める。
「へぇ~」と言うこともお結構書いている。
それらの逸話の中から著者が最後に名将(リーダ)として必要なことをあとがきにまとめている。
ちょっと引用する。
『...こういう一連の行為の底には、互いに「当事者能力」の鋭い問いあいがあったと思っている。
互いにというのは、「部下は主人の責務」を問い「主人は部下の責務」を問うたということである。』
さらに
『まず、主人の責務とは、次の三つである。
一、何より部下を食わせること(部下とその家族の生活を保障すること。それも豊かに)。
二、そのために活発に事業を行うこと。
三、その事業は、何でもいいということでなく、必ず社会性があること。』
上記を言い換えて、以下のようにも書いている。
『管理者側の責務とは、いうまでもなく、次のようなことだ。
・部下の生活保障の努力
・社会的仕事の推進
・その整合
「部下の責務」というのは、この三つの目的に対する「協力」のことである。』
上記を実行するにあたっては、それぞれをブレークダウンし、考えなければならないこと・実行しなければならないことが山ほどある。
��って、どこかで同じようなことを書いたような気が(^^;
��成長していないなぁ。
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