この本をビジネス書とするかどうか悩んだが、生きるための仕事のやり方としてここに分類している。
本書で言うところのゆったり暮らすとは、のほほんと暮らすことではなく、心を落ち着けて集中することで本当にやりたいことが出来るようになることだと感じた。
また、本当にやりたいこととは何なのか、色々やろうとしていることは本当にやりたいことなのか、忙しいとはどういうことか、などにも思いをはせる。
��漢字って、本当に良くできているなぁ。忙しいとは心を亡くすと書くのですね。
気に入った言葉を引用します。
『人生における問題は、じつはあなたの外にあるのではなく、あなたの心の中にあるのです。』
気持ちの問題は、そうだろうなぁ。
『集中する時間が短くなる一方の悪循環から脱け出すにはどうすればいいか?すべてをやろうとしなければいいのです。』
そう。仕事以外で忙しいのは、まさにこれかなぁ。
『それでついに、腰を据えて、自分が拘束されていると思っていることのリスト作りを始めたのです。』
何が大事かをまず考えることは必要ですね。
『ですから不必要なプレッシャーがかからないように、一日の計画を立てて、ゆっくりと淡々としたペースでやるべきことに集中していくようにすれば、生活は潤ってきます。』
私は、乾いた生活だなぁ(^^;
『人を優先させるというのは、「私の意見が大切なように、あなたの意見も大切です」ということを、言葉だけでなく、心から認めることです。』
うーん、分かってはいるけど、出来ていないことを明確にいわれた感じ。
『ガンディーは、ものごとを理論化したり、哲学的にとらえたりすることに、時間を費やしたりはしませんでした。「自分の体験から学べばいい」といつも言っていたものです。』
つい先日、大々先輩から言われたことと、だぶるなぁ。
『...心がじつは自分自身ではなく、ひとつのプロセスにすぎないと言うことが、...』
なるほど、不動心でない移ろいやすい心は、単なるその瞬間の思いつきなのか。
先日読んだ図解 ビジネス・コーチング入門のなかにも、縦軸に重要性、横軸に緊急性をとったマトリクスで、「重要だが緊急ではないことに時間をかけよ」と書いている。
また、GROWモデルの最初も「Goal(目標)を明確にする」と書いている。本書で言っている「計画を立てて」と本質は同じことなんだろうなぁ。
言うは易く、行うは難いなぁ。そう思うからいけないのかなぁ。
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