2005年7月1日金曜日

経営会議

ま、フィクションです。

A「そんな規格に準拠するようなことを、本当にまじめにやるんですか?」
B「これはやらねばならんだろう。うちがやらなきゃ、よそがやって、客からみると劣っているように見える。」
A「でも、それって、相当大変ですよ。これをやるにはPDCAをまわす必要があります。
  さらに、それをやるには、それ相応の優秀な人を割り当てて、その人に補佐もつけないと。」
C「それをやるには、販間費の増大を招くということか。」
D「そんなことをやるより、社内実務をきちんとやるべきだ。」
A「では、やめますか?」
B「しかし、よそがやるからなぁ。」
A「中途半端に『やりましょう』『やるべきだ』というのは簡単だけど、この規模の会社では無理でしょう。
 確かに顧客はそのあたりのことも見ています。とった方がいいのはわかってます。
  でも、本当に出来ますかね?」
C「他にも、準拠すべき規格や取得すべき資格はあるな。何を優先すべきか考える必要があるな、」
A「将来狙うポジションと、そこに近い競合他社が何を考えているかを調べましょう。いわゆるベンチマーキングですかね?」


C「それをやるにも、人がいるか...」
D「時間と人材の無駄だ。」
A「準拠対象一覧ぐらいはすぐ出来ます、というかもうあると考えていい。
 あとは、うちの将来像とそこにいたるまでのロードマップとマイルストーンをどう設定するか。
 うちの体力も考えないといけないので、財務状況と人材マップを見て考えないと。
 これは経営トップの想いと方針によるところですよね?」
B「...確かに、対象を洗い出して優先順位をつけるのは必要だな。」
A「規格準拠もよいのですが、規格をとることを目標とせずに、その規格や資格が謳っているよいところを選んで、社内の実務ルールとして活用すべきでは?」
D「そんなの、時間の無駄じゃないの?」
A「え?事例に学ぶのはよいことでは?」
D「規格が事例か?」
A「事例のエッセンスだと思いますが。」
C「しかしX規格は、名ばかりでどこも取得はしているが事例としてもメリットないのでは?」
A「はい、X規格はそうですね。しかしY資格はきちんとした経営の枠組みというか道筋をまとめたものであり、学ぶべき事が多いと思います。」
D「そんなの、実務で、OJTで学べるよ。」
A「確かに、自分を知り、過去を振り返り、今に生かすのは賛成ですが、もっと良いものがあるかもしれないのに、調べもしないで自己流の延長では...」
D「無味乾燥な規格を読んでもだめだろ?」
A[それは、受け取り手しだいのところもあります。」
Aは規格をベストプラクティス(最高事例)として使えばよいという考え。
Bは他社競合上、顧客アピールの観点で規格準拠必須と言う考え。
Cは全体を見渡して、考えをまとめている最中。
Dは実務優先で行けばよいという考え。
それぞれ一理ある。
結局、経営判断をするにも、各論に入らなければ出来ないし、各論の内容について理解・経験していなければ机上の空論しかできない。
知恵も知識も理解力も実行力も要るのが経営なのか。

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