何というか、非常に「アツい」本である。著者の思いがあふれている。
時間管理に関して、著者独自の方法論が非常に具体的・定量的に書かれている。
具体的すぎて、「こんなのほんとかよ?」と思うものもあるが、
抽象的ではないので、自分風にアレンジする上での見直しも具体的にできるところが好ましいと感じる。
また、あらゆる時間管理を定量的に行い、きちんと評価すると言う点では、
KPIを用いた業務効率評価に通じるものがある。
また、単なる管理のための管理ではなく、「何になりたい?」とか「どうしたい?」と言う意志の大切さに関しても根本であると説いている。
また、定量化した際の目標設定の考え方なども具体的に説いている。
繰り返しになるが、とにかく「アツい」。
ちなみに、本書の時間管理とは異なる主旨だが、本書内で気に入った言葉をあげておこう。
「知恵をどんどん外に広く発表した方がよい。今日の知恵をすべて発表してしまえば、明日新しい知恵を出す動機ができる」
Open Sourceとか、BlogとかInternetとかに通じるものがあるな。
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