2005年12月25日日曜日

Xenへの移行(その1:自宅Blogサーバ)


本Blogを動かしているLinux boxをXenに移行していたが、
先ほどまでBlogそのものはDomain-0(注1)で動かしていた。



別の仮想Linux上でapache2、Mysql、MovableTypeでのテストがほぼおわったので、
つい先ほどDomain-0からhixenという仮想ドメインに移行した。

��移行前はapacheも1.3だった。MySQLはまだ4.xのまま。



xm listで見るとこんな状態。


# xm list
Name ID Mem(MiB) VCPUs State Time(s)
Domain-0 0 1058 2 r----- 99738.2
hixen 5 768 1 ------ 2365.1



Domain-0とhixenは、当然ながら異なるIPアドレス(192.168.0.xxx番台)を振っている。
The Internetとの間にはNAT機能を持たせたBroad Band Routerを咬ませているので、BB-RouterのNATの設定を変えてDomain-0のIPアドレスを持つサーバを公開する設定から、hixenのIPアドレスを公開する様に変更しただけで切り替えが出来た。





もう少し高機能のNAT設定、例えばhixenのIPアドレスが到達不能の場合にDomain-0にNATするような機能(注2)が出来れば、高可用性も保てるか(注3)。



(注1)ざっくり言うと、Domain-0はXen上の特権ドメインであり、他の仮想OSに関する制御が出来る。



(注2)今時のロードバランサーなら出来る機能だろう。Linuxでも出来ると思うけどやったことはない。OpenBlockS266を引っぱり出してきてCF上に作れば、SPOFのネックにならずに良いかな。



(注3)Domain-0もhixenも同一ハードウエアで動いているため、ハードウエアの可用性が、Xenの可用性より劣っていたとしたら、意味がないのは言うまでもないか。



何か動きがおかしかったら教えて下さい。



ちなみに、xm topまたはxentopでMTのrebuildしているときの状況を見ると、こんな感じ。


xentop - 16:14:40 Xen 3.0.0
2 domains: 2 running, 0 blocked, 0 paused, 0 crashed, 0 dying, 0 shutdown
Mem: 2079544k total, 1898100k used, 181444k free CPUs: 2 @ 2394MHz
NAME STATE CPU(sec) CPU(%) MEM(k) MEM(%) MAXMEM(k) MAXMEM(%) VCPUS NETS NETTX(k) NETRX(k) SSID
Domain-0 -----r 100686 0.5 1083508 52.1 no limit n/a 2 8 1201717 1428432 0
hixen -----r 3094 97.5 786408 37.8 786432 37.8 1 1 41708 3241873 0

まぁ、見事というか、当たり前というか。


0 件のコメント:

コメントを投稿