2005年12月5日月曜日

ある会議(フィクション)

某社の社内会議をヒントにして、一部(だいぶ?)脚色したフィクション。
��似たような話はあちこちで聞くな(^^;

A「こういう中期的な計画をきちんと策定しないと、舵取りは出来ないな。早速やるか?」

B「うーん、いつも計画だけ作って満足しているのではないですかね?」

C「しかし、法改正などもあり、逃げることは出来ないですよ。」

B「しかし、今XXプロジェクトやYYプロジェクトなどあり、とてもそんな時間はとれないでしょう。」

A「確かに、今やるのは難しいな。しかし、考えることにも意味がある。」

D「XXプロジェクトでのアウトプットも一部使えるはず...というか、同じ事を見方を変えて整理することで(中期計画に)使えるものもある。」


E「そういう意味では、この(中期計画の)枠組み(考えること、決めることの、そしてそれを整理して表すことのフレームワーク)も(XXプロジェクトに)使えるところがあるのでは?」
B「参考になることはあるけど、そういう視点で整理できる人材も、今は手一杯だよ。」
A「よし、Eにちょっと時間をとってもらって、対応を整理しよう。」
E「はい。あまり時間はかけられませんが、1枚ものの計画サマリの突き合わせなら、すぐ
に。」
A「そして、中期計画を正式に立てるのはXXプロジェクトが完了する6月に行おう。それまではXXプロジェクトで中期計画を意識しながら整理するとしよう。」
Bが言うように、計画は作っただけでは意味がない。実施してこそ意味がある。
しかし、計画なしの実施もまたダメだと思う。
「計画は成功の必要条件の一つである。しかし、十分条件ではない。
 計画に意味がない?そんなことはない。必要条件なのである。」
と思うのだ。

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