昨日先輩と議論していて思ったこと。
「ERPをやりたい」と「ERPを導入したい」はかなり違う。
前者「ERPをやりたい」は、「全社において、(広義の)資源の最適配置を思考・検討・計画・実施・監査(モニタリング)が出来るようにしたい」という、目的指向の香りがする。
後者「ERPを導入したい」は、「とにかく良さそうな方法論があるから、安くその方法論を取り入れたい。具体的にはERPパッケージを使えば、世界標準且つベストプラクティスな経営手法を導入できそうだ。」という、手段志向のにおいがする。
どちらが良い悪いと言うことではないのだが、前者はポリシーを感じるし、後者は行動力を感じる。
先日あるセミナーに参加しましたが、「組織に関わる人々の意識改革ができなければ経営改革は出来ない」とのことでした。 また「ツールの導入」より「ツールを導入後にどう使うか」が大事だということも併せて聞きました。ツールを導入したからといって経営改革は出来ないってことですね。 あたりまえのことですが組織ってヒトの集まりなので、組織に属する人々の意識次第で組織は良くも悪くもなるんだってことを改めて再認識できました。(^o^)
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