表紙がおもしろくて手に取った。
本書の表面上の主旨は「マキャヴェリならどうするか」という行動基準に従う事により、のし上がる秘訣をまとめたものと言う位置づけらしい。
どうするか?の答えは「必要なことは何でもする」と言うものであるようだ。
本書では、ショッキングな書き方でことさらに自己中心的な方針を取るべきであるという書き方をしている。
しかし、「必要なことは何でもする」を「ベストを尽くす」と読み替えるとあながち変なことを書いているとは思えない。
要はどの観点やどのタイムスパンでものを考えるかと言うことになると思う。
本書に書いている手法をすべて実行すると、本書の最後に書かれているように
「悪にも限界がある」にぶち当たって、破滅する場合も多いだろう。
実際に本書で取りあげられた歴史上の「大人物」は、最後には多くを失っている例が多いと感じる。
本書の内容を是々非々で判断できる大人の方に、振り返るきっかけを与えてくれるものとして読むのがよいだろう。
��ちなみに、自分であてはまるなぁとか、これはあの人のことだなぁと思うところ、
��しばしばである(^^;
0 件のコメント:
コメントを投稿