2005年10月9日日曜日

NRC: Effective Risk Communication (NUREG/BR-0318) その2

NRC: Effective Risk Communication (NUREG/BR-0318)の第8章に8. Implementating Effective Two-Way Communicationという記述がある。

これがまた、当たり前のことを書いているけど、示唆に富んでいる。

図を引用してみる。




コミュニケーションのいろんな局面でNoiseは発生する。
この文書に記載されているノイズとしては、

* Time pressures
* Lack of familiarity with risk terminology and decision-making
* Lack of openness due to organizational culture issues
* Technical jargon from area of specialty
* Different conceptual frameworks about safety
* Lack of familiarity with risk models
* Varying understandings of what “risk informed” means
* Lack of understanding of public perceptions and acceptance of risk

などがある。
社内の教育で、「異文化交流」に関するものを受講したことがあるが、このときも身をもって体験した。
少なくとも、「専門用語」に関する知識不足を「用語集」補うことや、最低限必要であると思う。
もっと言うなら、「用語集」ではなく、プロジェクトやコミュニケーションの場としての会議毎に「用語定義集」を共有するべきだと思う。
更に、それらは事前に共有されていることが望ましい。
��言ったとしても、ノイズだらけで真意を伝えることは難しい。
��いわんや、なにも言わないのに、伝わるわけがない。
��沈黙は金であるが、それはノイズが大きくて、今話しても逆に誤解をよぶと言う判断が
��ある場合の話であろう。
��何も考えずに「沈黙は金」を決め込むのは思考停止であろう。
��#「思考停止」を変換したら「始皇帝氏」が出るのは、これ如何に(^^;

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