2004年2月16日月曜日

HRIメルマガ



HRI社
というコンサルティングファームがある。

著書も多く名物コンサルタントとして著名な野口社長をはじめとして、社内教育の講師として来ていただいていたコンサルタントの方々は、面白く切れがあり、非常に面白い教育であった。



そのHRI社が配信しているメルマガがある。

始まったばかりであるし、過去の配信記事も参照出来ます。
まずは登録してみては如何でしょうか?



ちなみに、最新号である(2004/02/12)号を読んで驚いた。




つい先日、部内の思いがあるメンバー向けに、将来の話し合い(?)をしたのだが、その時に配ったイチローの作文の話が出ていたからである。



イチローの作文のすごさを知りたい方は、メルマガでもLinkしている
イチロー選手のビジョン実現プロセス(2001年3月30日)を参照すると良いと思う。
尚、私がイチローの作文に関して知ったのは、2~3年ほど前に、同じ課のH課長から雑誌に出ていたイチローの作文に関する記事のコピーをもらった時である。
この時もその内容に衝撃を受けたのだが、今の私なりにイチローの作文のすごさを簡単にまとめてみようと思う。
��探してはいないが、かなり多くの人がイチローの作文に言及していると思い、今更だと思いますが...



箇条書きにしてみよう。


  • まず、自分の夢を作文という目に見えるもの(ビジョン)にしている。
  • 作文冒頭で、遠い将来の目標(最終ゴール)を明確に示している。
  • 次にゴールに至るまでのロードマップを描いている。
  • ロードマップを描く上で、ゴールまでのステップをブレークダウン(WBS化)している。
  • WBSの各アイテムの内容が具体的(固有名詞化されている)・定量的である。
  • ライバルとの比較(競合他社比較)を行っている。しかも定量的である。
  • 自分の得意分野も明確に把握している。(まさに孫子なみである(^^;)
  • 上記の分析・比較と連動した改善活動を継続し、その結果の評価も定量的に行っている。
  • 自分だけでなく、お世話になった人も幸せにする思いがある。



小学6年でこういうことが出来ていることがすごい。

結果としてプロ野球でスーパースターになり、大リーグで活躍したのも必然としか思えない。


2 件のコメント:

  1. HRインスティテュートの本何冊か持ってます :D

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  2. イチローもすごいが、サッカー界にも中田を始め凄い奴がたくさんいる。共通するのは皆、小さい頃からビジョンを設定し、実現のために、優れたマネジメントしている点だ。指導者にもプロ、アマを問わず、すごいひとがたくさんいる。最近の日本のスポーツ界はその理論、育成法、道具理論、伝統的国技、武道などの見直し、体系化など目を見張るものがある。もう一つ面白いのは、その辺の面白さに同時進行系でいろんな人が(一部の人が?)着目して、自分の研究に(仕事に)活かそうとしていることだ。小生も早くからこの辺りのネタは沢山仕入れており、近々発表しようと思っている。この様な気づきモードに入ると色んなメデイアが全て有意に向こうから飛び込んでくる(様に感じる)のも興味深い。上京の折には是非、会話しよう。待ってるよーん。

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