2007年8月19日日曜日

6SJ7 - 5V6GT Single Amp. Part2 改め、6SJ7 - 6V6GT Single Amp. Part2 Ver.1

6SJ7 - 5V6GT Single Amp. Part2 Ver.0として作り始めた2代目だけど、ヒータのみ全部6.3Vにしたので、
6SJ7 - 6V6GT Single Amp. Part2 Ver.1と言う名前に変更した。

今回は、6SJ7 Triode - 5V6GT Triode Single Amp. Ver.6と異なり、ヒータは全部並列にした。
従って、外部からのヒータ給電は6.3Vとする。

並列のヒータ給電配線はこちら↓。
R0019276-M.JPG
こそっと、入力RCAピンジャックからボリューム(今回は250kΩ-A型)へは、ビンテージケーブルを使ってみた。


また、今回の部品取付けは、極力真空管ソケットに直付けするようにしてみた。
R0019282-M.JPG
上記写真の6SJ7のソケット上に、カソードバイアスの抵抗(560Ω)とコンデンサ(100μF/50V)を取り付け、アースを1pinに持ってきて、そこで繋いでいる。
以前の配線だと、アース母線に繋ぐ方法だった。どちらがいいのか試すために、敢えて変えている。
��まぁ、私の耳で違いが分かるかどうかは、別の話(^^;
アース母線は例によって十文字方式。
R0019285-M.JPG
6V6GTのカソード抵抗は、330Ω/5Wのセメント抵抗にしてみた。バイパスコンデンサはちょっと耐圧が低めだけど、手持ちの関係で低ESRコンデンサで1000μF/16V。まぁ大丈夫かな。
今回、6SJ7は5結にしている。スクリーングリッド(G2)とカソード間は3.3μF/450Vを置いた。
また、6V6GTは3結のままにしている。プレートとスクリーングリッド間は、10Ωで繋ぎたかったが手持ちがなく、とりあえず27Ωにした。
R0019286-M.JPG
R0019289-M.JPG
だいぶ完成に近付いてきた。
R0019294-M.JPG
6SJ7のB電源には、6V6GTのB電源から27kΩ 1/2Wの抵抗を並列に接続し、約13kΩを介した後に、100μF/200Vの電解コンデンサで左右別々にデカップリングさせたものを与えている。
��このコンデンサは、19AQ5単管ステレオヘッドフォンアンプ・パーツセットを作ったときの、
��標準パーツで付いてきていたもの。
��その後、強化電源に変えたときに余ったものをここで流用。
そこから470kΩでスクリーングリッドへ。また、負荷抵抗は100kΩにしたかった所だが、これまた手持ちの関係で150kΩに。
初段6SJ7と終段6V6GTの結合コンデンサは、Triode版と同じ黄色のフィルムコンデンサ0.1μF/400Vにしている。
6V6GTの入力段の抵抗値は270kΩ。これまた手持ちの関係(^^;。
終段のデカップリングコンデンサは220μF/350Vで、これもTriode版と全く同じ物にしている。
OTPは春日無線変圧器にしており、1次側は7kΩのタップを、2次側は16Ωのタップを使っている。
8Ωのスピーカを繋ぐので、1次側は3.5kΩとして使っている換算になるはず。
NFBはまだ何もかけていない。
その後、OTPの2次側のアースを繋いだり、シャーシのアースを取ったりして一応完成。
��シャーシのアースを取らないと、やはりこれも発振している様子。
��うーん、そんなものなのかなぁ。
R0019305-M.JPG
R0019307-M.JPG
R0019310-M.JPG
音は、うーん。まだ鳴らし始めなのでもうすこししてから。
最後に、Triode版との外観比較。
R0019353-M.JPG
写真の左上はFET リップルフィルタ付き外部B電源。右上は外部ヒータ電源
真ん中が、今回作成した6SJ7 - 6V6GT Single Amp. Part2 Ver.1。
下が6SJ7 Triode - 5V6GT Triode Single Amp. Ver.6
銀と黒でだいぶ印象が違うな。

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