��真空管アンプの回路や本を読んでいて思った素朴な疑問。
��教えて偉い人(^^;
なんで、最終段のB電源は出力トランス経由で真空管に繋ぐんだろう?
シングルアンプ用の出力トランスに関する記述に
「シングル用の出力トランスは、直流が流れても磁化を防ぐ仕掛けになってます」みたいな記述が多い。
だったら最初からそこに直流を流さなければ良いじゃないかと思う。
実際に、(有)春日無線変圧器のサイトに開催されている長島 勝氏の作品集のEL91スーパーKNFIIシングルステレオアンプは、チョーク経由で出力段のB電源を供給して、出力トランスにはコンデンサ結合しているため、直流が流れない(ように見える)。
��しかし、この回路はこの回路でちょっと不思議。
��「なんでこうなんだ?」と思うところがある。
��別に記述しよう(^^;
つまり、チョークトランス兼用で使っているということなのかな?>出力トランス。
しかし、そうだとすると、B電源に乗っているリップル成分が出力されてしまいそうで良くない気がするのだが。
むー、よくわからん。
全く偉い人ではないのですが、コメントさせてください。
返信削除>なんで、最終段のB電源は出力トランス経由で真空管に繋ぐんだろう?
通常真空管により電力増幅された場合、電位の変動がヘッドフォンやスピーカーの駆動にたいして高電圧なのにもかかわらず、電流が流せません。
このため、出力機器の必要とする電圧にトランスにより降圧し、増幅した電力を効率良く電流に変換する必要があります。
ただし、回路の工夫で電位や電流を調整した場合には出力トランスが必要なくなる場合もあります。
>実際に、EL91スーパーKNF?シングルステレオアンプは、チョーク経由で
>出力段のB電源を供給して、出力トランスにはコンデンサ結合しているた
>め、直流が流れない(ように見える)。
こちらはコンデンサによりB電圧からの直流成分をカットした上でPK分割されたプレートとカソードの電位、電流の変化を効率良く出力トランスに伝えるための回路だと思います。動作としてはプッシュプル回路に近いはずです。
>つまり、チョークトランス兼用で使っているということなのかな?>出力トランス。
おかげでものすごく単純な回路でセパレーションが確保されたいい音に(^^
アナログ素人さん:
返信削除> 全く偉い人ではないのですが、コメントさせてください。
どうも!
早い(遅い?)時間っすね。
> >なんで、最終段のB電源は出力トランス経由で真空管に繋ぐんだろう?
> 通常真空管により電力増幅された場合、電位の変動がヘッドフォンやスピーカーの駆動にたいして高電圧なのにもかかわらず、電流が流せません。
はい。そこは理解しているつもりです。
> このため、出力機器の必要とする電圧にトランスにより降圧し、増幅した電力を効率良く電流に変換する必要があります。
はい。ここも分かります。
> ただし、回路の工夫で電位や電流を調整した場合には出力トランスが必要なくなる場合もあります。
うーん、出力トランスの有無を問題にしているのではなく、「B電源は出力トランス経由で真空管に繋ぐ」理由がよくわからないということなんです。
> >実際に、EL91スーパーKNF?シングルステレオアンプは、チョーク経由で
> >出力段のB電源を供給して、出力トランスにはコンデンサ結合しているた
> >め、直流が流れない(ように見える)。
> こちらはコンデンサによりB電圧からの直流成分をカットした上でPK分割されたプレートとカソードの電位、電流の変化を効率良く出力トランスに伝えるための回路だと思います。
はい。全部このようにしておけば、出力トランスの磁化が防げるのでは無いかと思ったのが、疑問の出発点です。
> 動作としてはプッシュプル回路に近いはずです。
この構成が「プッシュプル回路に近い」というのは、よくわかっていません(^^;
> >つまり、チョークトランス兼用で使っているということなのかな?>出力トランス。
> おかげでものすごく単純な回路でセパレーションが確保されたいい音に(^^
私は、出力トランスを無くして、パワーFETのソース・フォロァ(ソース・フォロワ)などでOTLに出来ないか?と考えています(^^;
純管球アンプでは無くなりますけど、スピーカ駆動にはこれも手かなと。
但し、まだ勉強すべきことが多そうです>FET利用。