2006年2月13日月曜日

下水・道具・根っこ

実家であれこれ手伝いをして感じたこと。

・庭が整備されている裏には、雨水の排水や庭の照明用の配線など、いろいろ気を使うことがわかった。
 きちんと整備されていると言うことは、表だけでは出来ない。
 むしろ、裏の工夫の方が難しく、深い。知ってはいても、身をもって体験するのはまた違う。

・整備をするための道具も奥深い。道具にはそれぞれ意味がある。
 道具の形のちょっとした違いだけど、その違いで作業がはかどったり、精度が上がったり。
 また、手入れされている道具は美しい。

・竹が思わぬところから芽を出していた。皐にからみついて芽を出している。
 皐が弱っているようなので、竹を引き抜こうとしたが、簡単に抜けない。
 ほじくり返していると1m以上離れたところの本株から根が伸びている。
 1本どころではなく、数本伸びている。この根がまた丈夫で簡単に切れない。
 更に、皐の根と絡んでいて、切らせない執念も感じさせる。

・竹の根は節のようなものがあるけど、中は空洞でなかった。
 表と裏には別の工夫があった。


妙に共通点を感じた。
また、大女将からの一言がこれまた響いた。
「上の方から見ているだけでは気がつかないよ。
 地べたをほじくり返して、実際に手を汚さないと。」

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