5V6GT single(その2)でB電源が安心して供給できることが分かり、初段を組み込んだ。
内側に2本挿さっているのはメタル管の6AG7である。3結にしている。
外側の5V6GTも3結なので、ダブル3結(^^;
本当は初段に6SJ7を持って来ることを前提にした回路だったのだけど、6SJ7を挿すとほとんど鳴ってくれない。
例えていうと、ヒータ電圧が低いときやコンセントを抜いてだんだん電圧が下がってきているときのかすれた音しかでない。
実は、ヒータ電源を下記のように接続していた。
+----5V6GT----6SJ7----+
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+11V ----+ +---- 0V
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+----6SJ7----5V6GT----+
これだと、ほとんどヒータ電流が流れず(およそ0.3A)、5V6GTのヒータがほとんど明るくならなかった。
データシートを調べてみると、6SJ7は6.3Vで0.3Aらしい。
ちなみに6AG7は6.3Vで0.65Aだ。
5V6GTが4.7Vで0.6Aなので、6AG7だと上記接続でいい感じなのだが、6SJ7だとさっぱりになる。
外部電源も電圧だけ合わせればいいということじゃないと、また一つ勉強になりました。
さて、どうするかなぁ。下記のようにするしかないか。
+----6SJ7----6SJ7-----+
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+12.6V ----+ +---- 0V
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+--R--5V6GT---5V6GT---+
この場合、Rは R=E/I=(12.6-4.7*2)/0.6=3.2/0.6=5Ω
電力はW=EI=3.2*0.6=2W
余裕を見て、5Ω/5Wの抵抗か。
手持ちには4Ω/20Wのセメント抵抗があるから、これで代用かなぁ。
��6SJ7と6AG7は特性もピン配置も違うけど、一応音が出る処がすごい(^^;
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