ヘッドフォンアンプ改造(12)に引き続き、出張から帰ってきたと思ったら、また改造(^^;
ボリュームを移動して空いた場所に、右Chの陸式ターミナルを持ってきた。

配線も短くなりそうだし、ここらは大きな電流を流してやる必要がある部分(と思ってはいたけど、
情熱本にも書いてあった)。
なので、太い線に。
秘蔵のビンテージケーブルから、かなり太い撚り線を選択。30cmを使いきってしまった(^^;。
��数cm余りそうだったけど、半端で取っておいても使いそうに無いので。
陸式ターミナルに付属の玉子型端子(写真下)も薄くて弱々だったので、分厚い圧着端子(写真上)に変更。

��でも、圧着だけでなくハンダ付けもする。
��圧着端子は近所のホームセンタでも手に入るので、良く使う。
さらに、固定バイアス用のLED周りも変更。
ヘッドフォンアンプ改造(4)でLEDの個数と種類を自由に変えられるようにした。
しかし、どの真空管を使っても、最低1個はLEDを入れることを考えると、0個~3個に変更できる必要はない。配線も長くなっているし、接点(ソケットとLEDの足)も増えている。
そこで、1個を青色LEDに決め打ちして、MT-7pinソケットの真ん中の穴にシャーシ内から入れ込むことにした。
これ↓は、配線途中の写真。ソケット真ん中のピンを抜いて、3mmの青色LEDを突っ込んでいる。

また、
情熱本で仕入れた知識として、出力電流の交流ループ(配線長)を短くするのと、わずかでも低域特性の向上を狙って、LEDにパラにコンデンサを入れてみた。
たまたま手持ちであったのが
スイッチング電源の破裂したコンデンサ載せ替え用に持っていた10V1000μFの電解コンデンサ。
一応「低ESR品」とのこと。
真空管ソケットの足とアース母線の間に空中配線。

後で固定した方がいいな。
アップで1枚。

角度を変えてもう1枚。

��TPケーブルから取り出した単線の皮膜が、ハンダごてにやられてかなりぼろぼろ。
��そのうち配線し直しが必要かな。
シャーシ上のLEDソケットも3個から2個に変更。
ソケット内の青色LEDの色が目立つように、LEDソケットの方に赤外LEDを1個指して電源を入れたのがこの↓写真。

オレンジ色の「ほっとした感じ」は無いものの、キリッとした見栄えになりました。

真空管のヒータが青に変わったのかという感じの光り方で楽しいです。

左右で非対称なのは、元の穴を活用する方針なので仕方なし。
��でも穴が開いたりしたままなのは、かっこわるいので、
��そのうちシャーシを交換するかフロントにアルミ板のパネルを付けてごまかそう(^^;
ちなみに、今回の改造で取り外した線材は以下のようにざっと50cm弱。

追加30cmと差引で20cm程度の削減。
肝心の音はちょっと力強く(音量も大きく)なった気がする。
参考ページ:
私のアンプ設計マニュアル / 周辺技術編 10.コンデンサの種類と使い方私のアンプ設計マニュアル / 雑学編 6.コンデンサ