2006年6月11日日曜日

「囲い込み」とは「長期サポート責任」か。

独自の仕様を顧客に提案して、採用頂いたとする。
顧客側は一度使いはじめるとなかなか変更できないので、ベンダー側から見ると「囲い込み」が成功したことになる。

��そうでは無い場合ももちろん有るが。

多くのユーザを「囲い込み」、一定以上のコストをかけつつ独自仕様製品を作りつづけていけるいるうちは良い。

��非常に多くのユーザに対して、独自製品を使ってもらって、
��シェアトップとかになると、De Facto Standardだな。


しかし、段々顧客が離れていくと、独自仕様が重荷になる事が有る。
使っているユーザの数が減ってくると、独自製品の開発・維持サポートともにコストが重荷になる。
顧客からは
「こういうものを提案して、『ながきに渡って、ご安心して使ってください』と言っておきながら、
作るのを辞めるはないだろう。うちはまだまだこれで充分使えるのに。」
なんて事を言われて苦労する事になる。
顧客側にとってもメリットが有る「乗り換え案」が有ればいいのだが、基幹であればあるほどなかなか難しい。

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