2006年6月9日金曜日

変えればいいというものじゃない

あるオペレーティングシステムで動いている業務システムがあるとする。
そのオペレーティングシステムの特定のバグでたびたびトラブルを起こしてしまった。

顧客は、
「A-OS変えろ!もっと安定性があるB-OSがあるだろう!」
「今のハードでB-OS動くんだろう!」
と言い出した。

確かにそのOS「特定のバグ」はOSを変えればなくなるだろう。


でもね、変えたら変えたで、新たな問題が出ることを忘れてやしませんか?
B-OSで実績充分ならいざ知らず、単に変えてもだめですよ。
単に変えるより、そのA-OSできちんと動く範囲を見極めて、その範囲で使いこなして、
バグを踏む部分に関しては、別の解決策を考えた方がいいと思うんですよ。
別のいい方をすると、OSと言う根本部分を変えるということは、
システム設計をゼロリセットするに等しいと思います。
��ちょっと言い足りないけど、まずは書いておこう。

4 件のコメント:

  1. そのお客さんはチャレンジ精神が旺盛なのでしょうかねぇ。
    何につけ、乗せかえを嫌がる人、けっこう多い気が。

    返信削除
  2. うーん、この話はフィクションであり、実在の人物・組織・団体とは一切関係がないんです。
    また、これではOSを取り上げて書いていますけど、実際にはハードだったり、PMだったり、営業だったり、担当者だったり、ベンダーそのものだったり...
    となりの芝生は青く見えるともいいますしね。

    返信削除
  3. ダンナも然り・・・^_^;

    返信削除
  4. > ダンナも然り・・・^_^;
    御馳走様(^^)

    返信削除