ずっとmacos patcherのお世話になりながらHigh Sierraで動かしていたMacBook Pro(late 2008)だが、Xcodeなどのapple謹製ソフトがインストール出来なくなり困ってきた。
#実は以前、Mojaveにしてみたのだが不安定でどうにもならなかったので、
#High Sierraに戻していた。
駄目元でCatalinaにしてみた(^^;
【全体の手順】
1.まずはTime Machineでバックアップをとる。
事前にできるだけ不要なファイルは消しておく。
2.macOS Catalina Patcherをダウンロードし、
手持ちのUSBメモリをインストールメディアにする。
3.手順通りにmacos Patcherで作成したインストールメディアで起動させ、
内蔵HDDにCatalinaをインストールする。
#と、スンナリいっているいるように書いているが、postinstallのpatchが失敗して
#駄目元で内蔵HDDからCatalinaを起動させた後にpostinstallを行なった。
#Catalinaの起動も30分ぐらいかかり、けっこう待たされた。
4.内蔵HDDからCatalina起動後、もう一度インストールメディアで起動して
postinstall patchを実行する。
5.日本語入力がおかしくなるので、MojaveのIMEを移植する。
6.再起動すれば、出来上がり。
肝は上記の5である。
ネットを探すと、macOS Catalina Patcher 不具合情報と解決策という、ありがたいサイトがあった。
もう一台のmacをたまたまMojaveで動かしていたので、そちらから関係するファイルを持ってきた。
#移植先はMacintosh HD - Dataではなく、Macintosh HDの方なのだが、
#これで良かったんだろうな(^^;
#これで良かったんだろうな(^^;
【移植したファイル】
下記の青文字がMojaveから移植したファイル。
同じく赤文字はCatalinaにあったファイルのバックアップ。
sh-3.2# pwd
/usr/lib
sh-3.2# ls -l libmecab*
-rwxr-xr-x@ 1 root wheel 1596512 8 9 18:07 libmecab.1.0.0.dylib
-rwxr-xr-x@ 1 root wheel 1596512 8 9 18:07 libmecab.dylib
-rwxr-xr-x 1 root wheel 812464 8 6 09:49 libmecab.dylib.bak
-rwxr-xr-x@ 1 root wheel 4820080 8 9 18:07 libmecabra.dylib
-rwxr-xr-x 1 root wheel 2881600 8 6 09:50 libmecabra.dylib.bak
sh-3.2# pwd
/System/Library/Input Methods
sh-3.2# ls -l JapaneseIM.*
JapaneseIM.app:
total 0
drwxr-xr-x@ 9 root wheel 288 2 23 2019 Contents
JapaneseIM.bak:
total 0
drwxr-xr-x 9 root wheel 288 6 6 15:27 Contents
sh-3.2# pwd
/System/Library/PrivateFrameworks
sh-3.2# ls TextInput*
TextInput.framework:
Resources TextInput Versions
TextInput.framework.bak:
LanguageIntelligenceTrialDefaults.pb TextInput
Resources Versions
TextInputCore.framework:
Resources TextInputCore Versions
TextInputCore.framework.bak:
Resources TextInputCore Versions
TextInputMenuUI.framework:
Resources TextInputMenuUI Versions
【移植のちょっと詳細】
【移植元作業】Mojave側
- ターミナルを開き、suでrootになる
- 上記の青文字のファイルを、cp -a でどこかのフォルダにまとめる
- zipで固めて、移植先マシンにコピーする
【移植先作業】Catalina側
- コピーされたzipを解凍し「何処かのフォルダ」に置く
- 移植先をインストールメディアで立ち上げる
- 移植先のフォルダで、mv hoge hoge.bakする
- 移植先フォルダに 「何処かのフォルダ」からcp -aする
- コピーしたファイルに対してchown -R root:whell hogeする
- 上記3.〜5.を対照ファイル分、繰り返す
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