SHARP Mebius MURAMASA PC-MV1-VC1覚え書き/(柴田ひ) 2003-09-22 (月) 00:23:14
- Intel chip以外のノートPCは初めてだったので、いろいろ楽しめてます。
- デスクトップだと、古くはAMD 5x86-133やCyrix 686、自宅のBBIQゲートウエイにVIA-C3を使ったVIA-EPIAなどを使っていて、決してIntelべったりではないのですが。
- このノートPCはAMD Athlon XP-M 1500+と言うやつで、ヨドバシで3番目に安かったので決めました。ちなみに1番と2番目に安かったのは、薄っぺらいmuramasaの方。
- デスクトップだと、古くはAMD 5x86-133やCyrix 686、自宅のBBIQゲートウエイにVIA-C3を使ったVIA-EPIAなどを使っていて、決してIntelべったりではないのですが。
- 無線LANが内蔵されていると思ったら、マニュアルを読むとオプションだった。ヨドバシの店員は内蔵していると言ってたような気がしたんだけど...
- オプションが搭載できると思われる底面のカバーの下には、ミニPCIスロットがあり、モデムらしいモジュールがあった。
- いろいろやってもカーネルで認識されずに悩んでいのだが、マニュアルを先に見ておくんだった(^^;
- オプションが搭載できると思われる底面のカバーの下には、ミニPCIスロットがあり、モデムらしいモジュールがあった。
- 初期のディスクレイアウトには謎のパーティションがあった。たぶん、マニュアルの記述などから推測すると、HDDからのリカバリを行うためのデータが入っているのだと思われる。
- 買ってすぐにユーザ登録もせずにリカバリCDの作成を行ってすぐにfdiskでWindowsXPのパーティションを消してLinuxを入れた。
- 下記のパーティションのうち、1,2はLinuxを入れるときにfdiskでで切り直した、3はオリジナルのままである。
- 買ってすぐにユーザ登録もせずにリカバリCDの作成を行ってすぐにfdiskでWindowsXPのパーティションを消してLinuxを入れた。
Disk /dev/sda: 255 heads, 63 sectors, 4864 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 bytes
Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/hda1 * 1 4012 32226358+ 83 Linux
/dev/hda2 4013 4226 1718955 82 Linux swap
/dev/hda3 4227 4864 5124735 de Dell Utility
- 内蔵HDDは日立製DK23EA-40であり、40GB、4200rpm、消費電流0.5Aであった。
- 上記HDDを日立製DK23FB-60 (60GB、5400rpm、消費電流0.6A)に交換した。
- Webであれこれ調べたが、どこのねじを外せば良いのか良くわからなかった。よって、仕方なく底面のねじをすべて外した。
- HDDの場所は、回転音や温度などから、左手のパームレストの下だと予想していたためキーボード手前のパームレストをいじっていたところ、そこだけパカッと外れた。今にして思えば、パームレストの下のねじだけ外せば良かった。
- HDDには、金属(ステンレス製と思われる)カバーとコネクタ部分にコネクタ形状変更をさせるような延長コネクタがついていた。
- 金属カバーは、底面のねじで固定されており、ゆっくり引き出すとHDDごと本体から取り外せた。
- カバーとHDDの4本のねじを外して、延長コネクタもゆっくり外した。
- 交換するHDDを同様にカバーに取り付け、ケースに挿入した。
- 後はねじを締めておしまい。
- ブート時のBIOSでも60GBと認識されていた。
- Webであれこれ調べたが、どこのねじを外せば良いのか良くわからなかった。よって、仕方なく底面のねじをすべて外した。
- 交換後のパーティションは以下の通り。ディスクが大きくなったこともあり、話のネタにリカバリCDからWindows XP Home editionを戻してみた。一応きちんと動いている。
- パーティション3は、元のHDDをUSB2.0インタフェースの外付けケースにつっこんだ後でddにてコピーしている。
- swapはこんなに大きくしたくなかったのだけど、パーティション1と2を適当に割り当てていていた関係で、このようなサイズになった。
- パーティション3は、元のHDDをUSB2.0インタフェースの外付けケースにつっこんだ後でddにてコピーしている。
Disk /dev/hda: 255 heads, 63 sectors, 7296 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 bytes
Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/hda1 * 1 1275 10241406 7 HPFS/NTFS
/dev/hda2 1276 6374 40957717+ 83 Linux
/dev/hda3 6375 7012 5124735 de Dell Utility
/dev/hda4 7013 7296 2281230 82 Linux swap
- 再インストールはDebianの素にしようかとも思ったけれど、頂き物のARMA2.1があるので、これにしました。Atokも入っていて、それなりに幸せ。
- ただし、ARMAの素のカーネル(2.4.18も2.4.19も)のままだと、apmかacpi周りが何となくおかしく、CPU-FANのあたりから「キーン」という音がでるものの、回転していない状況になる。非常に高温になり危険な状態だったので、ブロアスプレーで冷やしながら、インストール実行。
- 最初は、HDDを交換したときに、FAN近辺をいじってしまって物理的に何か接触していて回らなくなったのかとビビッたが、リブート時のBIOS動作中は回転して、カーネルブートとともに回転が止まったので、ソフト的なものだとわかった。
- ちなみに、HDD交換前の自前Makeしたカーネルでは、きちんとFANは回転していた。
- 最初は、HDDを交換したときに、FAN近辺をいじってしまって物理的に何か接触していて回らなくなったのかとビビッたが、リブート時のBIOS動作中は回転して、カーネルブートとともに回転が止まったので、ソフト的なものだとわかった。
- インストール終了後、取り外したHDDからサクッと以前のカーネル、カーネルモジュールをコピーしてリブートさせたところ、FANも回って一安心。
- ただし、ARMAの素のカーネル(2.4.18も2.4.19も)のままだと、apmかacpi周りが何となくおかしく、CPU-FANのあたりから「キーン」という音がでるものの、回転していない状況になる。非常に高温になり危険な状態だったので、ブロアスプレーで冷やしながら、インストール実行。
- 内蔵のデバイスはlspciによると、下記のようになっている。
00:00.0 Host bridge: VIA Technologies, Inc. P/KN266 Host Bridge
00:01.0 PCI bridge: VIA Technologies, Inc. VT8633 [Apollo Pro266 AGP]
00:05.0 CardBus bridge: Ricoh Co Ltd RL5c475 (rev b8)
00:05.1 FireWire (IEEE 1394): Ricoh Co Ltd: Unknown device 0551
00:06.0 Ethernet controller: Realtek Semiconductor Co., Ltd. RTL-8139/8139C(rev 10)
00:10.0 USB Controller: VIA Technologies, Inc. USB (rev 80)
00:10.1 USB Controller: VIA Technologies, Inc. USB (rev 80)
00:10.3 USB Controller: VIA Technologies, Inc. USB 2.0 (rev 82)
00:11.0 ISA bridge: VIA Technologies, Inc. VT8233A ISA Bridge
00:11.1 IDE interface: VIA Technologies, Inc. Bus Master IDE (rev 06)
00:11.5 Multimedia audio controller: VIA Technologies, Inc. VT8233 AC97 Audio Controller (rev 50)
00:11.6 Communication controller: VIA Technologies, Inc. AC97 Modem Controller (rev 80)
01:00.0 VGA compatible controller: S3 Inc. VT8751 [ProSavageDDR P4M266] VGA Controller
- 上記のうち、CardBus、FireWire、Ethernetは特になにも考えずに認識されている。
- AudioはOSSでは今ひとつ動きが変(irqの処理がおかしいのか、短い音声データの再生でも音が鳴り終わらずに、とぎれとぎれになりながら長くなり続く。
- 仕方がないので(?)alsaを入れている。snd-via8233(バージョンによっては、snd-card-via82xxかな?)で、音はなっている。
- ARMA2.1の素のカーネルだと、IDEコントローラもきちんと認識されず、内蔵HDD、内蔵DVD/CD-RWドライブもPIO転送になってしまいます。これもカーネルを作り直して、/etc/init.d/ideを書き直せば大丈夫。このように書いています。
#!/bin/sh
# this script was generated by ogl-tools
case "$1" in
start)
echo "Setting IDE devices ..."
/sbin/hdparm -c 1 -d 1 -m 16 -X 69 /dev/ide/host0/bus0/target0/lun0/disc
/sbin/hdparm -c 1 -d 1 -m 16 -X 69 /dev/ide/host0/bus1/target0/lun0/cd
;;
stop)
;;
restart)
echo "Reloading IDE setting..."
/sbin/hdparm -c 1 -d 1 -m 16 -X 69 /dev/ide/host0/bus0/target0/lun0/disc
/sbin/hdparm -c 1 -d 1 -m 16 -X 69 /dev/ide/host0/bus1/target0/lun0/cd
;;
*)
echo "Usage : /etc/init.d/ide {start|stop|reload}"
;;
esac
exit 0
- DMAをありにして、ディスクの回転数もちょっと速くなったおかげか、HDD交換前より何となくレスポンスが良くなった気がする。
- 問題はVGAコントローラである。Xはvesaドライバで動くものの、アクセラレーションが全く効かないのでブラウザでのスクロールなどは、のたっとした感じ。
- S3 ProSavageなので、何とかなりそうな気がしているけど、まだ手を出していない。
- S3用のXサーバだと、「そんなチップは知らないよ」と言うメッセージで認識してくれない。
- ちょっと探してみると、こんなのがあるらしい。 http://www.probo.com/timr/savage40.html
- Debian woodyではXFree86-4.2.xが動いているため、 http://www.probo.com/timr/xf42sav-27t.tgz をダウンロードし、展開してしかるべきところに置いてみた。
- /etc/X11/XF86config-4のDevice Sectionだけを下記のように書き換えました。
- S3 ProSavageなので、何とかなりそうな気がしているけど、まだ手を出していない。
Section "Device"
Identifier "Card0"
# Driver "vesa"
Driver "savage"
BusID "PCI:1:0:0"
Screen 0
VendorName "VIA"
BoardName "VT8751 [ProSavageDDR P4M266]"
EndSection
- リブートしてXが無事立ち上がった(^^)。LCDがちょっとちらつき気味で、明らかに挙動が変わっている。/var/log/XFree86.0.logも確認したところ、
(--) PCI:*(1:0:0) S3 unknown chipset (0x8d04) rev 0, Mem @ 0xe8100000/19, 0xf0000000/27
とでてくるが、その後の方で
(II) LoadModule: "savage"
(II) Loading /usr/X11R6/lib/modules/drivers/savage_drv.o
(II) Module savage: vendor="The XFree86 Project"
compiled for 4.2.1, module version = 1.1.27
Module class: XFree86 Video Driver
ABI class: XFree86 Video Driver, version 0.5
とあり、無事読み込まれた模様。
- ブラウザを開いて、スクロールさせてみるが、サクサクしており、いい感じになりました。
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